セルフリノベーション

仕事

今回の記事はDIYでリノベーションについて外壁業者からの注意点を書いていこうと思います

僕は自分の家を自分で直すのはとても良いことだと思います

ですが間違ったやり方をすると建物の価値を大きく下げたり

のちの大規模な修繕の時そのDIYが原因で高額な費用を提示されることがあります

絶対やっちゃダメ!なこと

高いところには上がらないで下さい

建築現場で一番人が死んでるのが墜落、落下です

プロでも落ちて人が死んでるということを知って下さい

脚立作業も気をつけてください 1mぐらいからの落下でも打ち所が悪ければ死にます

実際重篤な事故は沢山起こってます

知識の無い増築

大草原の小さな家やポツンと一軒家みたいなとこなら好きなようにやっても

最悪役所が訪ねてきて固定資産税が上がるだけだと思うのですが

都市部でやると建物の値打ちが毀損します

中古住宅を探したことある人なら一度は経験してると思いますが

相場よりとても安い物件見たこと無いですか? 大抵の物件は違反建築です

建ぺい率や容積率をオーバーして建ってる家を違反建築といいます

建築基準法や都市計画法を違反してるという意味です

違反建築は通常の住宅ローンが使えません

ローンが組めないと言うことは買える人も少ないので売れないと言うことです

リフォームで素人にも出来そうなのは庇の取り付けやビルドインの車庫に壁を作って部屋にする

あたりですかね

庇は1m以上出てると建築面積に算入されるので敷地面積に余裕が無いとアウトです

車庫を部屋にするのはそもそも構造や用途が変わるので素人が手を出さない方が良いです

車庫は延べ床に2割しか含まれてないので容積率でアウトの可能性があります

車庫に面してた窓でその部屋の採光を計算してる場合数値が足りなくて

法律上の居室と認められなくなります 納戸になります

不動産屋は苦し紛れにサービスルームなんて言ってますが。。。

住む分には何も問題ないと思いますが建物としての価値はなくなります

建物の形が変わってしまう工事は信頼できる建築業者に依頼して下さい

コーキング

一番なじみのあるDIYですよね これはどこに使うかを決めてから買いに行って下さい

シリコン

外壁塗装の天敵です

プロでもベントキャップ周りや配管周りに使う人居ますが絶対やめてほしいです

シリコンは防水材としての性能はピカイチなのですがその性能のせいで

ペンキが付きません 弾きます 

そのままでは塗装が出来ないのですが接着剤を使えば塗装できます

業者に塗装を依頼するとその分追加の費用を取られることが多いです

ペンキを塗らない室内や水回りに使うには最適な材料です

ウレタン

外壁補修で間違いないのはウレタンです

耐候性が少し弱いですがその分塗装にダメージを与えません ノンブリードと言います

いつか業者を頼むけどちょっと気になるとか一時的な雨漏り修理には是非使って下さい

変成シリコン

ウレタンとシリコンのいいとこ取りをした材料で新築のときの外壁コーキングは

こちらがメインです ペンキも塗れます

とても良い材料ですが注意点が一つ

ノンブリードではないものが多いです ペンキ仕上げにはノンブリードが必須です

目地やサッシ周りのコーキングは塗装する前に撤去して打ち替えるので問題ないのですが

お施主さんが雨漏り修理で塗りたくってるとシリコンの時と同じように別途請求に

なることがあります

外壁へのモノの取り付け

これは間違ったやり方をしてる人が沢山居ます プロでも居ます

窯業系サイディングの外壁特有の事象ですが

サイディングに雨が染みこむととても脆くなります

通常は塗装されてるのでメーカが想定している期間はパネルの著しい劣化はありません

ただお施主さんが後から棚を作ったり釘を打ったりするとそこから雨水が

侵入してパネルの劣化が進むことがあります これは雨漏りとは別のモノです

室内に漏水はしてなくてもサイディングに水が染みこむと最悪張り替えになる場合があります

何かを取り付ける場合はステンレスのビスで

常に水がかかるところは避けることをオススメします

雨ざらしの場所に付ける場合はコーキングなどを使って雨水の浸入を抑えて下さい

まとめ

外壁工事業者からの注意点は以上です

セルフリノベーションは建物のコンディションを知る上でも無理の無い程度に

やったほうが良いと思います

素人判断は危険なこともありますがこれは手に負えないなと思ったときには

業者に依頼してください

よく聞く話ですが見積もりはいくつか取って下さい

相場を知ることは大切です

安い業者はなぜ安いのか 高い業者はどこが高いのか

必須な作業と意味の分からない作業の見極め

これらは何社かに見積もりを取らないと分かりません

ウチが見積もりで負ける要因はほとんどがコーキングと足場です

コーキングの打ち替えが5万の見積書を見たことがありますがその値段では

コーキング職人に依頼は出来ません

大手ハウスメーカーの10年点検のコーキング打ち替え単価はm=1000円を超えていると

聞いたことがあります 

平均的な戸建てのコーキングm数は350mぐらいです

新築でも20万円近い予算を組むのに撤去打ち替えでその値段を下回るのは

何かしらのからくりがあると疑うべきです

作業内容は増えているので本来値段が上がるはずですから

足場は自分の会社で所有して自分たちで組むところには勝てません

ウチでは足場屋さんに依頼してリースで架けてもらいます

これは仮設の部分になるので建物の品質に直接影響する金額ではないので安いに越したことは

ないと思います

以上皆さんの参考になれば嬉しいです^^

今回はここまで!

ご安全に!

最後まで読んで頂きありがとうございました

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