尾崎豊

雑談

2021年が始まってユーキャンのCMを何度か目にしてますが女優さんが

「僕が僕であるために」を歌ってるのを聴いて記事にしたいと思い書き出してます

傷ついたこと無い奴には傷ついた奴を救うことなんて出来ない

傷ついたままの奴は一生そこから這い上がれない

尾崎豊

僕が19歳の時に彼は26歳の若さで急逝しました

下小屋で建前の下ごしらえ(刻み)をしているときにラジオから突然流れきた

尾崎が亡くなったというニュースで涙があふれて親方に見つかったら恥ずかしいので

トイレに駆け込んだのを懐かしく思い出します

僕は特に「十七歳の地図」「回帰線」「壊れた扉から」の十代三部作が好きです

「街路樹」「誕生」「放熱の証」もファンにとってはとても良い楽曲が収録されてますが

一見さんお断り的なとこがあってコアなファンしか受け入れてくれないと思います

「十五の夜」や「卒業」などのちょっとアウトローな曲が有名ですが

十代三部作アルバム内の至極の名曲を紹介したいと思います

太陽の破片

その前に一曲紹介します

アルバムには未収録なので当時シングルでしか聴くことの出来ない曲でした

薬物で逮捕された後に発表された楽曲で成人してから初めての楽曲でもありました

僕は彼の最高傑作だと思ってます

当時の僕も尾崎と同じように自分の人生に翻弄され、流され人を傷つけ自分も傷ついていました

どうしてこうなった?

誰か僕を救ってほしい

やさぐれてた僕はこの曲を聴いて涙をながしたものです

Spotifyで聴けるので是非聴いて下さい

この歌を20歳の若者が歌っていたことを知って下さい

昨晩 眠れずに 失望と戦った
君が悲しく見える 街が悲しいから
昨晩 一晩中 欲望と戦った
君を包むもの全てが 僕を壊すから

すり変ってゆく現実との はざまに
描いた夢が 愛を傷つける
暮しはただ 街明りに照らされ
何を信じるの どこへ向かうの
僕の手も握らずに 消えるのは何故

誰も手をさしのべず 何かにおびえるなら
自由 平和 そして 愛を何で示すのか
だから 一晩中 絶望と戦った
僕はただ 清らかな 愛を信じている

目をつぶってみる 涙がほら渇くまでの間に
忘れられるさ 破れた約束の前で
人はいつも 偽りつづける だけど
君を もう欲望の果てに ただ
奪われたくはない

君を守りたい 悲しみ こぼれぬよう
あわれみが 今希望の内に生まれるよう
もし君が 暗闇に光を求めるなら
ごらん 僕を 太陽の破片が頬をつたう

昨晩 眠れずに
昨晩 眠れずに

作詞・作曲 尾崎豊

十七歳の地図

デビューアルバムです

僕は二枚目のアルバムの回帰線を先に購入してました

僕が僕であるためにをこのアルバムで初めて聴いたときこの人天才だと思いました

十七歳の地図

この歌はシングルにもなってるので有名だと思いますが尾崎を語るには絶対必要なので紹介しました

渋谷クロスタワーにある記念碑にはこの歌が刻まれています

僕も何度か足を運んだことがあります

アルバムでは「15の夜」の次に収録されてます

大人になるちょっと前のモヤモヤを歌い上げてる名作です

十七のしゃがれたブルースを聞きながら
夢見がちな俺はセンチなため息をついている
たいしていい事あるわけじゃないだろう
一時の笑顔を疲れも知らず
探し回ってる
バカ騒ぎしてる 街角の俺達の
かたくなな心と黒い瞳には寂しい影が
喧嘩にナンパ 愚痴でもこぼせば
皆同じさ
うずうずした気持で踊り続け 汗まみれになれ
くわえ煙草のSeventeen’s map

街角では少女が自分を売りながら
あぶく銭のために何でもやってるけど
夢を失い 愛をもて遊ぶ あの子
忘れちまった
心をいつでも輝かしてなくちゃならないってことを
少しずつ色んな意味が解りかけてるけど
決して授業で教わったことなんかじゃない
口うるさい大人達のルーズな生活に縛られても
素敵な夢を忘れやしないよ ワァオ!

人波の中をかきわけ 壁づたいに歩けば
すみからすみはいつくばり 強く生きなきゃと
思うんだ
ちっぽけな俺の心に 空っ風が吹いてくる
歩道橋の上 振り返り 焼けつくような夕陽が
今 心の地図の上で
起こる全ての出来事を照らすよ
Seventeen’s map

電車の中 押しあう人の背中にいくつもの
ドラマを感じて
親の背中にひたむきさを感じて このごろふと
涙こぼした
半分大人のSeventeen’s map
何のために生きてるのか解らなくなるよ
手を差しのべて おまえを求めないさ この街
どんな生き方になるにしても
自分を捨てやしないよ ワァオ!

人波の中をかきわけ 壁づたいに歩けば
しがらみのこの街だから 強く生きなきゃと
思うんだ
ちっぽけな俺の心に 空っ風が吹いてくる
歩道橋の上 振り返り 焼けつく様な夕陽が
今 心の地図の上で
起こる全ての出来事を照らすよ
Seventeen’s map

作詞・作曲 尾崎豊

街の風景

十七歳の地図の一曲目に収録されている曲です

80年代を感じる曲調です どこか懐かしいメロディーです

歌詞は少年の漠然とした不安を歌い上げてます

街の風に引き裂かれ 舞い上った夢くずが
路上の隅で寒さに震え もみ消されてく
立ち並ぶビルの中 ちっぽけな俺らさ
のしかかる虚像の中で 心を奪われている
あてどない毎日を まるでのら犬みたいに
愛に飢え 心は乾き ふらつき回るよ
灰色の壁の上 書きなぐった気持は
それぞれの在り方の空しさに震えてるんだ
追い立てられる街の中 アスファルトに耳をあて
雑踏の下埋もれてる歌を見つけ出したい
空っぽの明日に向けて投げてやるさ
誰もが眠りにつく前に
心のハーモニー 奏でよう
ガラス作りの歌 奏でよう
無限の色を散りばめた 街の風景

黙っておくれよ 理屈なんかいらない
甘えだと笑うのも よく解ったから
無意味の様な生き方 金のためじゃなく
夢のため 愛のため そんなものにかけてみるさ
追いたてられる街の中 めくるめく日の中で
思い思いに描いてく 歌い続け 演じ続け
人生はキャンバスさ 人生は五線紙さ
人生は時を演じる舞台さ
心のハーモニー 奏でよう
ガラス作りの歌 奏でよう
無限の色を散りばめた 街の風景

作詞・作曲 尾崎豊

はじまりさえ歌えない

この歌と「15の夜」「十七歳の地図」が十七歳の地図の中からシングルカットされています

これぞ十代のロックって感じです

48のオッサンが今聴くと青臭いなぁと言う想いと当時の自分がフラッシュバックしてきます

ふと目を閉じればアスファルトの道端に
うずくまり黄昏の影に手を伸ばし何か求めてた
埃りだらけのビルディング ウイスキーの匂いがするよ
俺の心の中には求めるものがひとつも映らないよ
君の弾くピアノ まだ覚束ない
刺激の強すぎる この街では心が鈍くなってゆくよ

君を抱きしめ離したくない
愛の光を ともし続けたい

カラカラに乾いた喉 へたばるまで走るのかい
ひとりぼっちの汗は誰の眼にもとまらない
蒸し熱い倉庫の中で 30分の休憩をとり
つめ込むだけのメシを食べて
届かない窓に手を伸ばしている
なけなしの金のためのアルバイト
楽しくやるには この街では金だけがたよりだよ

君のためなら死ねるさきっと
愛こそすべてだと 俺は信じてる

この街じゃ俺達 まだまだ世間知らずさ
情熱は空回りの 把みどころのない影
走り出してはいつも 路頭に迷い込んで
把むものも何もなくて はじまりさえ歌えない俺がいる
辿り着くといつも最終の電車
酔いどれのひとり言は この街では欲望に崩れてゆく

この街から君を守りたい
愛の光を ともし続けたい
君を抱きしめ離したくない
愛の光を ともし続けたい

作詞・作曲 尾崎豊

傷つけた人々へ

ポップな曲調で語りかけてくるような歌詞が心地よい楽曲です

尾崎の優しさや思いやりが詰まってます

全ての曲言えることなのですがこれらの歌を十代の若者が書き上げてることに

驚かされます

彼は答えを知りたかったんだろうな。。。

どれだけ言葉費し 君に話したろう
どんな言葉でも言いつくせなかった事の答も
ひとつしかないはずと
時の流れに心は変ってしまうから
そして いったい何が大切な事だったのかすら忘れさられてしまう

刹那に追われながら 傷つく事 恐れる僕は
あの日見つけたはずの真実とは まるで逆へと歩いてしまう
僕をにらむ君の瞳の光は 忘れかけてた真心 教えてくれた
この胸に今刻もう 君の涙の美しさにありがとうと

センチメンタルな気持じゃ悔んでばかりだよ
僕はなんてまぬけな男だったろう
君にはもう許されることもない
僕の幾つもの思いが 指のすきまからすべり落ちてゆくよ
僕が傷つけてしまった君の涙の様に

使い古しの台詞 また口にしておどける僕は
今度こそは 本当に ひとりぼっちになってしまうよ
何も言わないで
僕をにらむ君の瞳の光は 忘れかけてた真心 教えてくれた
この胸に今刻もう 君の涙の美しさにありがとうと

愛という言葉はなくても ひとりで生きてく訳じゃない
小さなプライドなんかで 傷つけあっても
きっと君に優しさ戻るだろう
僕をにらむ君の瞳の光は 忘れかけてた真心 教えてくれた
この胸に今刻もう 君の涙の美しさにありがとうと

作詞・作曲 尾崎豊

僕が僕であるために

尾崎の代名詞ですね

青年の心の葛藤が美しいメロディーに乗った名曲です

この歌を聴き何度も励まされ涙を流しました

心すれちがう悲しい生き様に
ため息もらしていた
だけど この目に映る この街で僕はずっと
生きてゆかなければ
人を傷つける事に目を伏せるけど
優しさを口にすれば人は皆傷ついてゆく
僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない
正しいものは何なのか それがこの胸に解るまで
僕は街にのまれて 少し心許しながら
この冷たい街の風に歌い続けてる

別れ際にもう一度 君に確かめておきたいよ
こんなに愛していた
誰がいけないとゆう訳でもないけど
人は皆わがままだ
慣れあいの様に暮しても 君を傷つけてばかりさ
こんなに君を好きだけど 明日さえ教えてやれないから

君が君であるために勝ち続けなきゃならない
正しいものは何なのか それがこの胸に解るまで
君は街にのまれて 少し心許しながら
この冷たい街の風に歌い続けてる

僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない
正しいものは何なのか それがこの胸に解るまで
僕は街にのまれて 少し心許しながら
この冷たい街の風に歌い続けてる

作詞・作曲 尾崎豊

回帰線

十代三部作の二枚目のアルバムで「卒業」が収録されています

僕が初めて買ったCDアルバムです

今じゃ信じられないでしょうけどレンタルと言えばレコードでちょうど時代が

レコードからCDに切り替わる頃でした

ダンスホール

尾崎にしては珍しい感じのバラードです

ダンスホールで声をかけた女の子とのやり取りが美しいメロディーに乗っかってます

I LOVE YOUが好きな人には聴いてもらいたい曲です

安いダンスホールはたくさんの人だかり
陽気な色と音楽と煙草の煙にまかれてた
ギュウギュウづめのダンスホール
しゃれた小さなステップ
はしゃいで踊りつづけてる おまえを見つけた

子猫のような奴でなまいきな奴
小粋なドラ猫ってとこだよ
おまえはずっと踊ったね

気どって水割り飲みほして
慣れた手つきで火をつける
気のきいた流行文句(はやりもんく)だけに
おまえは小さくうなづいた
次の水割り手にして
訳もないのに乾杯
こんなものよと微笑んだのは
たしかに つくり笑いさ

少し酔ったおまえは考えこんでいた
夢見る娘ってとこだよ
決して目覚めたくないんだろう

あたいグレはじめたのはほんの些細なことなの
彼がいかれていたし でも本当はあたいの性分ね
学校はやめたわ今は働いてるわ
長いスカートひきずってた のんびり気分じゃないわね
少し酔ったみたいねしゃべり過ぎてしまったわ
けど金がすべてじゃないなんて
きれいには言えないわ

夕べの口説き文句も忘れちまって
今夜もさがしに行くのかい
寂しい影落としながら
あくせくする毎日に疲れたんだね
俺の胸で眠るがいい
そうさおまえは孤独なダンサー

作詞・作曲 尾崎豊

存在

「僕が僕であるために」と対になってる曲だと思ってます

少年が大人になる時に感じることへの一つの答えをこの楽曲で表現してます

少年の僕はこの歌を理解出来なかったけどいろんなことを経験して

自分が大人になったなって感じたときに不意にこの歌の歌詞を思い出し

答えがそこにあったことを気がつきました

尾崎の曲の中で僕のベスト5に入る曲です

にぎやかな街 隠しきれないさみしさが ほら見つめてる
小さくかがめて守らなければ 自分の存在すら見失うよ
誰もかれもの存在ならば いつも認めざるをえないもの
それでも僕の愛の言葉は 何の意味さえもたなくなる
満ちたりて行くことない 人の心なぐさめられる様な
夢求めていても まのあたりにするだろう
生存競争の中 夢はすりかえられてしまう

受け止めよう 目まいすらする 街の影の中
さあもう一度 愛や誠心で立ち向って行かなければ
受け止めよう 自分らしさに うちのめされても
あるがままを受け止めながら 目に映るもの全てを愛したい

僕に見えるものは いつも当はずれが多かったけれど
現実と夢の区別くらいは ついていたはずだった
何もかもをあるがままに 受けとめ様とするけれど
君は運命 誰かの人生 背負うこととはちがうのさ
どんな色でなぞればいい 自分の愛を否定してしまうまえに
笑ってもかまわないの でも君が愛や夢に
悩む時は どうか思い出して欲しい

受け止めよう 目まいすらする 街の影の中
さあもう一度 愛や誠心で たちむかって行かなければ
受け止めよう 本当のこと口にする君の目を
誰も傷つけぬ 気まぐれの様な やさしいうそすらさえも愛したい

愛は真実なのだろうか 愛は君を救ってくれるだろうか
背中あわせの裏切りに打ちのめされても
それでいい 愛してる 他に何ができるの

受け止めよう 目まいすらする 街の影の中
さあもう一度 愛や誠心で立ち向かって行かなければ
受け止めよう 自分らしさに うちのめされても
あるがままを 受け止めながら 目に映るもの全てを

受け止めよう 目まいすらする 街の影の中
さあもう一度 愛や誠心で立ち向かって行かなければ

作詞・作曲 尾崎豊

シェリー

尾崎に初めて触れたのがこの曲でした

道に迷った人なら分かると思いますが

自分のために作ってくれた曲と勘違いしそうになります

今でも僕のテーマソングです

シェリー 俺は転がり続けてこんなとこにたどりついた
シェリー 俺はあせりすぎたのか むやみに何もかも捨てちまったけれど
シェリー あの頃は夢だった 夢のために生きてきた俺だけど
シェリー おまえの言うとおり 金か夢かわからない暮しさ

転がり続ける 俺の生きざまを
時には無様なかっこうでささえてる

シェリー 優しく俺をしかってくれ
そして強く抱きしめておくれ
おまえの愛が すべてを包むから

シェリー いつになれば 俺は這い上がれるだろう
シェリー どこに行けば 俺はたどりつけるだろう
シェリー 俺は歌う 愛すべきものすべてに

シェリー 見知らぬところで 人に出会ったら どうすりゃいいかい
シェリー 俺ははぐれ者だから おまえみたいにうまく笑えやしない
シェリー 夢を求めるならば 孤独すら恐れやしないよね
シェリー ひとりで生きるなら 涙なんか見せちゃいけないよね

転がり続ける 俺の生きざまを
時には涙をこらえてささえてる

シェリー あわれみなど 受けたくはない
俺は負け犬なんかじゃないから
俺は真実へと歩いて行く

シェリー 俺はうまく歌えているか
俺はうまく笑えているか
俺の笑顔は卑屈じゃないかい
俺は誤解されてはいないかい
俺はまだ馬鹿と呼ばれているか
俺はまだまだ恨まれているか
俺に愛される資格はあるか
俺は決してまちがっていないか
俺は真実へと歩いているかい

シェリー いつになれば 俺は這い上がれるだろう
シェリー どこに行けば 俺はたどりつけるだろう
シェリー 俺は歌う 愛すべきものすべてに

シェリー いつになれば 俺は這い上がれるだろう
シェリー どこに行けば 俺はたどりつけるだろう
シェリー 俺は歌う 愛すべきものすべてに

作詞・作曲 尾崎豊

壊れた扉から

前の二枚に比べると有名な曲が少ないですが

十代の尾崎の集大成です

僕はこのアルバムが一番好きです

道に迷ったときに聴くと心にしみます

路上のルール

十七歳の地図のような軽快なロックンロールですがメッセージはとても濃密です

洗いざらしを捨てちまって何もかもはじめから
やり直すつもりだったと街では夢が
もうどれくらい流れたろう今じゃ本当の自分
捜すたび調和の中でほらこんがらがってる

互い見すかした笑いの中で言訳のつくものだけを
すり替える夜瞬きの中に何もかも消えちまう

街の明りの下では誰もが目を閉じ闇さまよってる
あくせく流す汗と音楽だけは止むことがなかった
今夜もともる街の明りに俺は自分のため息に
微笑みおまえの笑顔を捜してる

傷をなめあうハイエナの道の脇で転がって
いったい俺は何を主張しかかげるのか
もう自分では愚かさにすら気付き論す事もなく
欲に意地はりあうことから降りられない

疲れにむくんだ顔で笑ってみせるおまえ抱きしめるには
互い失ってしまうものの方が多いみたいだけれど

街の明りの下では誰もが目を閉じ闇さまよってる
あくせく流す汗と音楽だけは止むことがなかった
今夜もともる街の明りに俺は自分のため息に
微笑みおまえの笑顔を捜している

河のほとりにとり残された俺は街の明りを
見つめてた思い出が俺の心を縛るんだ
月にくるまり闇に吠え償いが俺を
とらえて縛るそいつに向って歌った

俺がはいつくばるのを待ってる全ての勝敗のために
星はやさしく風に吹かれて俺は少しだけ笑った
街の明りの下では誰もが目を閉じ闇さまよってる
あくせく流す汗と音楽だけは止むことがなかった
今夜もともる街の明りに俺は自分のため息に
微笑みおまえの笑顔を捜している

おまえの笑顔を捜している

作詞・作曲 尾崎豊

失くした1/2

何を失くしたのか?

僕は自分の中のもう一人の自分との別れを歌ってると解釈してます

単純な愛の歌ではないと思います

ひとりぼっちの夜の闇が やがて静かに明けてゆくよ
色褪せそうな自由な夢に追いたてられてしまう時も
幻の中 答はいつも朝の風に空しく響き
つらい思いに愛することの色さえ 忘れてしまいそうだけど
あきらめてしまわないでね ひとりぼっち感じても
さあ 心を開く鍵で自由描いておくれ

安らかな君の愛に 真実はやがて訪れる
信じてごらん 笑顔からすべてがはじまるから

ついてない時には 何もかもから目をそらすけれど
僕は壊れそうな愛の姿を 君の心に確かめたいだけ
いつまでも見つからぬもの捜すことも必要だけれど
ひとつひとつを暖めながら 解ってゆくことが大切さ
あきらめてしまわないでね ひとりぼっち感じても
誰もがみな 愛求めて世界はほら 回るよ

安らかな君の愛に 真実はやがて訪れる
信じてごらん 笑顔からすべてがはじまるから

あきらめてしまわないでね ひとりぼっち感じても
さあ 心を開く鍵で自由描いておくれ

安らかな君の愛に 真実はやがて訪れる
信じてごらん 笑顔からすべてがはじまるから
あきらめてしまわないで 真実はやがて訪れる
信じてごらん 笑顔からすべてがはじまるから

作詞・作曲 尾崎豊

彼とは尾崎自身のことだと思います

曲の好き嫌いは分かれると思いますが歌詞はとても素晴らしいです

そこに辿り着いた彼には幸せに年を重ねてもらいたかったです

もろい暮し しみつたコンクリート
おきざられた公園 ちぎれた夢
ひろい集め 彼は育った

そこでは何もかもが 彼へとつながった
弱い陽ざしの窓辺から 彼はいつも夢見てた
どこへ行くと言うのだろう いつまでも乾いていた

やがて遠く 街をたどると
水たまりのぞきこみ 闇をなげた
無口にならべた Drug

夢に泣きはちした目 静かに迷ういこみ
時のベッドをたどって 形の中でさまよう
散らばる空にさがした あの詩の続きを

ぼやけた瞳で 彼はあの日をのぼった
アスファルトを抱きしめて ぬくもりを失くしていた
ほら 上も下もないさ 求めるとは失くすこと
つながるもの否定すれば 過ちに傷つくだけ
彼は最後に祈った すべて許されることを

作詞・作曲 尾崎豊

ドーナツ・ショップ

アルバム最後から二曲目の曲で誰かのクラクションに繋がっていく

メロディーがとても美しい曲です

心が穏やかになります

あの頃僕が見ていたガード・レール越しの黄昏
君の言うどうでもいいことに心奪われてた
空の色を すこしだけ口にしても 本当は
コンクリートの街並が さみしいんだよってうつむいた

Fu… Fu…僕は探しつづけてる

ドーナツ・ショップに流れる 音楽に足を止め
今日の君は泣きたい気分なのと目をふせてた
人や車の流れを自分のさみしさの様に見ていた
ねえ僕らの感じることは これだけのことなの

Fu… Fu…君は探しつづけてる

スタンドの油だらけの壁と 同じくらい黄昏た街
僕は何度も つぶやいた
本当は何もかも違うんだ
わかってよ Fu… Fu…僕は探しつづけてる

(セリフ)もう どれくらい僕は目を閉じていたんだろう
何もかもが僕の観念によって歪められていく
そしてそれだけが僕の真実だいつ始まりいつ終るというのだろう
夕日はビルの影にすっかり隠れてしまった
さあ もう目を開けて取り囲むすべての物事の中で
真実をつかむんだ

作詞・作曲 尾崎豊

誰かのクラクション

アルバム最後の曲です

十代最後の曲になります

「僕が僕であるために」

「存在」

「誰かのクラクション」

尾崎の心の成長が分かります

この歌をアルバムの最後に持ってきたことが尾崎の答えなんだと受け取りました

毎日はあまりにも さらけ出されていて
街の素顔はこんなにも 悲しみに満ちてる
誰かと交した 言葉のひとつひとつが
紛れゆくと通り 見つめる僕の心 しめつける
街のどこかで 誰かのクラクションが泣いている
現実という名の壁に はねかえり 心つきささる
形の裏側を 君が知るまでは

誰もが心のポケットに 行くあて捜し歩く
何故だろう 何を捜して
ビルの合間 街の影がやさしく心に語りかける
“何を手にしただろう”
ぬくもりの明かりが やさしくゆれてる

少し聞いて 君は急ぐの
ピアノの指先の様な 街の明かりの中
ほら街に生まれよう

さがし続けてる 素顔のままの愛を
かざらない君の素顔の愛を 本物の愛を

毎日は君のせいじゃなく 汚れていても
落書さえ雨にうたれて 時に流される
正確に時を刻むものが あるとするならば
心やすらぐ君のリズムは かみあいはしない
街のどこかで 誰かのクラクションが泣いている
間違いが君の心を 孤独の世界にしても
ほらごらん 全てが君のものなんだ

街の暮しは ささやかな愛につつまれて
こんなにも 君が守る愛さえ
たたずむ時には 地下鉄の乾いた風の中で
“誰のために泣けるだろう”
大切なもの どこかに忘れた気がする

どこへ行くの わからぬまま
ピアノの指先の様な 街の明かりの中
ほら 街に生まれよう

さがし続けてる 素顔のままの愛を
かざらない君の 素顔の愛を 本物の愛を

押し流され 通り抜ける 街の改札に
照れながら 愛を口にする あの日の恋人
心から愛された事が あるかって聞かれた
一緒に捜してたものなら あった気がする
かざらぬ愛を 素顔の愛を 本物の愛を

かざらない君の 素顔の愛を 本物の愛を

作詞・作曲 尾崎豊

まとめ

今回はみんなが知ってる有名な曲は出来るだけ避けたので

歌詞を見てもメロディーは浮かんで来ないでしょうけど

尾崎豊のことを思い出してくれた人には是非聴いてもらいたい曲ばかりです

特に太陽の破片は今悩みにぶち当たってる人には聴いてもらいたい

十代三部作の後

楽曲の制作がうまくいかず

ニューヨークに行ってみたり

クスリをやってみたり

私生活もすさみ

もの凄くもがき苦しんだだろう後に発表された楽曲だと知ってもらえば

自分の苦しみや逆境を歌詞になぞることが出来ると思います

シェリーを作った同じ人の歌とは思えないです

そこまで彼は追い込まれたと言うことでしょう

今でも落ちたときに聴くと涙が溢れます

今回はここまで!

ご安全に!

最後まで読んで頂きありがとうございました

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