職人は労働組合に入るべきか?

仕事

今回はこのテーマで記事を書いていきたいと思います

結論は自分で調べたり探したりする能力のある人は入る必要は無いと思います

組合費もバカにならないですからね

労働組合で提供しているサービスは他の所でも受けることが出来ます

労災、税金相談、法律相談、健康保険などそれぞれ組合以外の場所でも解決できますが

一ヶ所で全部出来るのが組合です

僕は匿名でブログを書いているので、どこまで書いて良いのか分からないのですが

隠すことでもないので固有名詞を上げていきます

首都圏建設一般労働組合

僕はこちらの組合に所属し常任中央執行委員を務めています

東京都江戸川区に事務所があります

東京近郊に住んでる方なら組合のサービスを利用するのに特に不便はないと思います

≫首都圏建設一般労働組合のホームページ

職人と労働組合

労働組合は労働者のための組合であって本来は経営者と対峙する構図が自然です

建設業は労働者でありながら経営者って人が大勢居ます

なので労組の団結とか労働争議なんかは役員の僕自身も勉強不足でピンときてない部分もあります

ウチの組合は珍しく支持母体がありません

良いか悪いかは別にしていろんな考えの人、職人、作業員、一人親方

法人の社長、社員、最近では外国人労働者も組合を支えています

組合でオススメのサービス

労働保険

俗に言う労災保険です 一人親方労災も同じです

時々いるんですが民間の労災に入ってるから組合の労災には入らないって人

車の保険で例えると任意保険に入ってるけど自賠責保険に入って無いのと同じです

無知って恐ろしいなって思います

僕が組合に入ったきっかけは労災ですね

独立して暫くは勉強不足だったので労災には加入してなかったのですが

HMの仕事をするようになって労災加入が必須ということで組合員になりました

大きな事故も起こしたことがあります

建退共

建設業退職金共済の略です

簡単に言うと建設従事者の退職金積立制度です

一般の人は入れない優遇された制度です

建設に携わる人間は絶対入るべきです

健康保険

市区町村の健康保険は収入によって保険料が変わりますが組合の保険は保険加入者の

立場で保険料がかわります

例えば同じ一人親方の職人さんなら300万の所得の人も600万の所得の人も同じ保険料です

ウチの保険は現在は原則、東京都の人しか入れません

請負賠償保険

いろんな所で入れますが現場での事故って意味では労働保険とセットなので組合に連絡すれば

済むので組合で入った方が良いです

税金相談

確定申告や記帳代行などの税金の相談に乗ってくれます

組合の顧問税理士や税務署の署員を講師に招いて税金学習会も開催してます

確定申告は申告ソフトを使って事務局の人が申告書の作成、提出をしてくれます

全労済

こくみん共済≫全国労働者共済生活協同組合連合会

車の保険や生命保険、住宅の火災保険など共済って形で提供してくれます

非営利の生活協同組合なので保険料(共済費)が低く抑えられてます

建設業許可

僕は令和元年に都知事許可を取りました

行政書士に頼むより安価です

弁護士相談

組合の顧問弁護士に無料で相談できます

年に何回か不定期で弁護士を講師に招いて講習会を開催してます

まとめ

冒頭でも書いているのですが組合で提供しているサービスは

一つずつ見ていくとどこにでもあるモノなんですが

一つの場所で全て済むってとこに僕は便利さを感じてます

これ以外にもウチは法人なので社会保険の手続きも組合でやってもらってます

サービス以外の部分では横のつながりが大きいです

組合に入る最大のメリットだと思います

組合自体では仕事の斡旋をしていませんが

組合員さんからの依頼で他の組合員さんを紹介というのは時々あるようです

僕も塗装屋さんを紹介してもらったり、サイディング工事やコーキング工事を

請けたことがあります

読み返すと組合の宣伝してるようですが

僕はバリバリの資本主義者で昔は組合の活動を気持ち悪いと思ってました

入ってみたら案外まともな人が多くてビックリしたぐらいです

僕は独立したい人やすでに事業を起ち上げて頑張ってる人こそ組合に入るべきだと思います

それぞれの地域で労働組合や建築組合、土建組合と名前は違えども必ずあるはずなので

是非調べてみてください

一回では書き切れないのでまた記事にしたいと思います

今回はここまで!

ご安全に!

最後まで読んで頂きありがとうございました

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