僕も多大な影響を受けたyoutubeのリベ大の影響で簿記3級をとろうという人が
僕の周りにも大勢居ます
ただちょっと待って!
僕たち建設業には日商簿記3級では用が足りないんです
僕たちが資格として学習するのは建設業経理じゃないと意味がないです
今回の記事はその辺を紹介していきます
建設業経理とは?
建設業振興基金は、建設工事に従事する技術者の技術の向上を図ることを目的として、建設業法第27条の規定に基づき、指定試験機関として技術検定(建築/電気工事)を実施しています。この検定は、第一次検定と第二次検定に分かれて実施されます。第一次検定に合格すると「建築施工管理技士補/電気工事施工管理技士補」、第二次検定に合格すると「建築施工管理技士/電気工事施工管理技士」の資格を取得することができます。
一般社団法人建設業振興基金のホームページより
皆さんがよく聞くセコカンの技術検定をしているところです
この基金で実施されているのが建設業経理検定です
日商簿記も建設業経理もどちらも簿記の勉強するのですが
検定するのが商工会議所か建設業振興基金かの違いがあります
建設業経理士検定試験は、登録経理試験の実施機関として国土交通大臣の登録を受け、本財団が実施する検定試験です。
一般社団法人建設業振興基金のホームページより
建設業者が健全な発展を図るうえで、適正な経理と計数を行うことは必要不可欠である一方、建設業は受注産業であり会計処理に特殊な点が多いことから、財務・経理の担当者は高い専門性が求められます。その建設業経理に関する知識の向上を図ることを目的としています。中でも1級、2級合格者は、公共工事の入札可否の判断の資料となる経営事項審査の評価対象の1つになっています。
このことからも分かるように建設業で簿記の勉強するなら建設業経理になります
内容および程度
検定試験は、その内容及び程度によって1級から4級に分かれています。各級の内容等は下表のとおりです。なお、1級は原価計算、財務諸表、財務分析の3科目から成る科目合格制をとっており、3科目全てに合格すると1級資格者となります。
級別 | 1級 |
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内容 | 建設業原価計算、財務諸表、及び財務分析 |
程度 | 上級の建設業簿記、建設業原価計算及び会計学を修得し、会社法その他会計に関する法規を理解しており、建設業の財務諸表の作成及びそれに基づく経営分析が行えること。 |
級別 | 2級 |
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内容 | 建設業の簿記、原価計算及び会社会計 |
程度 | 実践的な建設業簿記、基礎的な建設業原価計算を修得し、決算等に関する実務を行えること。 |
級別 | 3級 |
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内容 | 建設業の簿記、原価計算 |
程度 | 基礎的な建設業簿記の原理及び記帳並びに初歩的な原価計算を理解しており、決算等に関する初歩的な実務を行えること。 |
級別 | 4級 |
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内容 | 簿記のしくみ |
程度 | 初歩的な建設業簿記を理解していること。 |
僕は3級まで取りました
本当は3級までだと個人事業主向けで、2級以上が法人の会計処理の勉強をします
僕が検定を受けた理由
もちろんリベ大を視聴したことが大きいです
でもその前から顧問の税理士に社長になったんだから
簿記の勉強して自分の会社の貸借対照表や損益計算書を読めるようになりなさいって
言われてました
ウチの先生は若い頃「すしざんまい」で経理をやっていたそうで
あの有名な社長さんは会社の経理を理解するために簿記2級を勉強して取ったそうです
まとめ
昨今のブームで簿記3級の勉強を始める人多いと思いますが
簿記3級のレベル
業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。
基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。
このようにあくまでも商業簿記なんで建設業に必要な完成工事原価報告書の勉強を出来ません
建設業に携わる僕たちがどうせ勉強するなら絶対建設業経理です
今回はここまで!
皆さんご安全に!
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