【日本窯業外装材協会】窯業系サイディング施工士

資格

今日の記事はサイディング施工士についてです

僕が取得したのは平成16年で当時は住宅外装テクニカルセンターが認定する制度でした

現在は一般社団法人日本窯業外装材協会が認定しています

国家資格ではないので意味が無いと言って取得しない人が多いですが

僕は言いたい

おまえは何屋なんだと

サイディング屋と胸を張るなら意味が無くても取得するべきだと

意味が有るかどうかはおまえの決めることじゃないと言いたいです

ちなみに関東で噂になるような有名な親方は名簿に名前が載ってます

メーカー保証

各メーカーのカタログに記載されてますがメーカの製品保証を受けるには

メーカーの研修を受けた施工士か

NYGの認定施工士が施工することとなっています

国家資格じゃないから意味が無いと言ってる職人に限ってカタログなんか見たこともないので

この事を知りません

このブログに辿り着いた関係者の方には是非周りの職人さんや施工会社の監督に問い合わせて

もらいたいです

学科試験

当時の話になりますが、僕は都内でサイディング屋を営んでますが

試験は大宮で受けました

試験の内容は10年以上前の話なので覚えていませんが

試験前にテキストが貰えますのでそれをしっかり読み込めば受かるレベルでした

前回の2級建築施工管理技士の記事で話しましたが

セコカンの試験にサイディング屋の問題は出てきませんが

認定施工士試験はサイディング屋のための試験なので

毎日の作業やマニュアルを思い出せば楽勝でしょう

僕の周りで学科試験落ちたのは一人だけです

基本サイディング屋は脳筋が多いので不安な人も居るでしょうけど

前の日飲み過ぎたとかじゃなければ大抵受かります

ちなみに現在の試験内容は以下の内容です

「学科テキスト」の内容に沿って
1. 概要  2. 材料   3. 施工法  4. 施工管理と安全衛生
以上の範囲から出題します。(制限時間60分で50問、4者択一)

NYGホームページより

実技試験

学科試験が合格すると実技試験を受けられます

当時は高崎まで試験受けに行きました

幕張あたりの会場だったら近くて良いのですが。。。

僕は実技試験一度落ちてます^^;

腰袋や道具一式を会場に持ち込んで試験を受けるのですが

前日若い衆にやられました

腰袋の中の釘やビスを空っぽにしておいたのですが、帰り際にその辺に落ちてた釘を

袋の中に入れられたんです

試験直前に支給された釘を腰袋に入れていざ釘打つぞってときに手を突っ込んだら

長さの違う釘が出てきて目んたま飛び出そうでした

結局制限時間内にタッチアップが終わらなくて落第しました

2回目は誰にも邪魔されなかったので無事合格しました

試験内容は衝立にサッシが付いててその周りにサイディングを釘打ちします

画像引用は出来ないのでNYGの試験会場のリンク張っておきます

2×4で骨組みしてあって紙張り・水切り・ドーブチまで終わってます

左右は1500ぐらいで高さは3段積みました

入隅は右か左に必ず付いててそこも張ります

手打ちなので下穴空けることをオススメします

クラック入れたりしたら多分受からないです

試験は何回かに分けてやってるみたいで2回目以降の人は1回目の人の張り出しの墨や

釘の打った後が付いてるのでやりにくいです

その墨信じていいの?

水切りとのチリが1㎝無いじゃん!

みたいなことが起こります

衝立なので相当揺れます

裏の人の釘打ちの衝撃がモロにきます

僕の隣の職人は水盛り缶使ってレベル出し始めました(当時でももう珍しい)

そこまでやるって?って感じでした

今ならレーザーでピッとレベル出ますけどね

その人もそんなことやってるから時間内に張り終わってなかったです

聞いた話では怪我をしたり電気の線を切ったりすると一発退場みたいです

2回目の試験はもう慣れたもので無心で張ったのを思い出します

実技が終わるとパネルを見てチェック試験をやります

例えば紙の張り方や目地の幅とかを聞かれます

案外迷ったのを覚えています

詳細は学科試験の合格発表時に合格者に試験要綱と施工図面をお渡しします。
*次の二つの内容で行います。
a) 施工実技試験(制限時間:60分)
・横張り窯業系サイディング2枚(面積約3平米程度)を図面に従って張ります。
・試験範囲は材料準備から開口部廻り、縦目地部、入隅部のサイディングの施工と、タッチアップ、後片付けまでとします。
・審査のポイント:施工実技試験では試験架台のレベル確認から役物の取り付け、本体の施工・仕上げまでの作業における「安全面」 「段取り」「施工技能・施工時における配慮・要領・手順」「できばえ・完成度」「片付け」「責任感」等の全項目を総合して審査します。
b) 標準施工法チェック試験(制限時間:20分)
・サイディング板を張ったモデル写真パネルを見て、下地、サイディング等の施工に関する設問25問に解答します。

NYGホームページより

合格すると合格証書と認定証が送られてきます

そのとき独立していれば施工会員証も一緒に送られてきます

合格者はNYGのホームページの中にある施工士名簿に記載するか聞かれます

その時OKすると名簿に登録番号とどこに住んでるかと名前が載ります

東京都に僕の名前も載ってます

施工会員になっていると施工会員名簿に載せるかも聞かれます

僕は先輩から載せると怪しい業者から仕事の依頼が来るって聞いていたので

そちらに記載はありません

口コミの紹介以外の営業はしていないってこともありましたので

まとめ

そんなに難しい試験じゃないけど

足場の組み立て作業主任者や職長講習よりは難しいです

でもこれ受からないレベルだと2施工士は無理ですね

前回の記事にリンクする話ですが何か資格をと思ったらまずは

厚生労働省認定 日本窯業外装材協会社内検定窯業系サイディング施工士

の取得をオススメします

今回はここまで!

ご安全に!

最後まで読んで頂きありがとうございました

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