今回はヘーベルライト(50ミリ)の上に意匠でサイディング張っていきます
建物の構造は軽量鉄骨で集合住宅のエントランス部分に窯業サイディングを張ります
アイキャッチ画像は今回張るサイディングのカタログページです
準備したもの
一般的にサイディング張るために必要なものは割愛します
ALCの上に張るために必要なビスを紹介します
まず金具やスターターをALCの下の鉄骨に留めるビスです
ライトは50ミリなので70ミリのビスを準備しました
60ミリでも良さそうですがドリルビスはビス先が鉄骨に穴を開けられるようにドリルになってます
ドリル部分が5.5ミリあるんで60ミリだと約54ミリがネジ部分となります
鉄骨の厚みを考えると60ミリのビスでは留めることが出来ません
ドリルビスを使う場合はそこのところを十分考慮して長さを決めてください
このビスは金具をALCに固定させるために準備しました
どうしても全部の金具を鉄骨に効かせることは出来ないためです
特にコーナー部分は鉄骨にビスを効かすことが出来ないためALCに効かせるビスが必要です
45ミリにしたのはライトが50ミリなのでそれ以下の長さにしないと
下地の鉄骨に当たってしまうためです
ドリルビスと違いこのビスは鉄骨に穴を開けるようにはなってないので
下地に当たらないように長さに注意します
このビスはALCにサイディングを留めるために準備しました
下地の鉄骨に当たらないよう長さを考慮して65ミリにしました
鉄骨に効かせるために必要な長さはサイディング16ミリ、金具5ミリ、ALC50ミリを
足した長さ=71ミリ以上必要です
80ミリのものを探したのですがなかなか見つからず
今回はニチハ純正の「JK1830」を準備しました
長さが90ミリあるんでちょっと長いんですけど
ステンレスでリーマ付きドリルビスのテクスって探すと
が該当します
施工中
ここからは写真を紹介していきます
まず軒天を張ります
下地から組んでます
穴を開けてるのはダウンライトと非常用照明です
電気屋さんが間違えたらもう張替しかないんでここは無償協力です
軒天は以前記事にしてますのでぜひそちらも読んでください
そのあとは土台水切りを取り付けてスターターを取り付けます
サッシ周りは出隅を割いてまわしてます
サイディングとALCの取合いは見切をまわしてコーキング処理してます
エントランスが賑やかになりました
工期は8日ほどかかりました
予算的には軒天も含めて50万円ぐらいです
タイル貼るよりはかなりリーズナブルだと思います
次回もちょっと変わった施工事例紹介したいと思います
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