2020年常用・手間請 平均日額1万5051円

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今回の記事は日本住宅新聞3月15日号の一面記事を引用して記事にしていきます

この調査をした団体は「全建総連」と「NPO法人建設政策研究所」で

「2020年全建総連賃金実態調査」を行い結果を公表したものです

それによると

「常用・手間請」の全職種平均は1万5051円で前年比256円減

「一人親方」の全職種平均は1万6438円で前年比700円減

これを見て皆さんの職種に当てはめた場合平均より上でしょうか?下でしょうか?

僕の率直な意見は、「安い」です

あくまでも全国全業種平均なので、ウチの営業エリアの東京、千葉でサイディング・コーキングの手間請けを基準にした場合です

この地域の常用は1万8000円が相場です

応援の場合は2万を超えていきます

手間請も2万5000円くらいにはなります

ていうか東京の江戸川区で駐車場を借りると平均1万5000円ってとこです

足立区の千住辺りでは3万ぐらいかかります

1万5000円の日当では車や工具の維持が出来ません

東京都の最低賃金は現在1013円です

お金を稼ぎたいならばコンビニで深夜のバイトの方が稼げるという現実があります

コンビニのバイトを馬鹿にしている訳では無く一昔前は稼ぐと言えば

「現場職人」か「トラックドライバー」だったはずです

危険・重労働・不安定だけど金は稼げるはずの職人が今は稼げない現実です

近年の超低金利の影響で住宅価格は上がり続けています

僕は5年前に中古のマンションを購入しましたが、現在の売却金額は買値と同じと査定が出ています

今売りに出したら5年間タダでここに住んでたってことです

僕たちが工事で携わる分譲戸建て住宅も10年前は都内2000万円台の物件もありましたが

最近は4000万円台が多く見受けられます

上がった金額の内少しでも良いので職人に還元してもらいたいものです

職人の世界でもやりがい搾取が起こっているんだと実感してます

とはいえ僕も経営者で、ある意味搾取する側でもあります

新築戸建て住宅の着工件数が頭打ちのなかどうしたら中抜き業者や外国人労働者の安い人件費を

武器に値段を下げて仕事取っていく人たちと共存し差別化していけるかを日々考えています

今回はここまで!

ご安全に!

最後まで読んで頂きありがとうございました

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