先日Twitterで投稿したら反響があったので記事にしてみました
釘巻き機の話をする前にプラシートと釘打ち機の話を少ししますね
サイディングを張るのに使う釘打ち機はプラシートの形状で分けられて2種類あります
マキタ方式(逆巻き用)
今はもう無くなってしまいましたがカネマツというエア工具メーカーがありました
先進的なメーカーで釘打ち機のプラシート連結やボードビス打ち機を開発した会社でした
カネマツのプラシートは今主流の斜めシートではなく直交シートで
プラシート連結自体がカネマツの特許でした
MAXの方が後発なので逆巻きの表現がおかしいのですが
今となってはMAX方式が主流なので仕方ないですね
サイディング用のプラシート連結釘専用釘打ち機を販売していた唯一のメーカーで
サイディング職人はカネマツ製の釘打ち機をほぼ全員持っていました
僕も初めて買った釘打ち機はカネマツの打ち機でした
カネマツのエア工具技術はマキタに受け継がれています
なのでマキタから逆巻き用釘連結器が製造販売されています
逆巻きプラシートは汎用性はなくMAXや日立、マキタも含めて
マキタ、カネマツ製のプラシート専用釘打ちでしか使用できないので注意が必要です
MAX方式(斜めシート)
現在主流の方式で全てのメーカーの釘打ち機で使用できます
僕が今所有しているものはMAX製です
汎用プラシートなので専用釘打ち機を買わなくて良いのが魅力です
ただどんな世界でも同じだと思いますが専用品には敵いません
プラシートの耐久度(シートは何度か使い回します)
サイディングに釘を打ったときの仕上がり
これらはマキタ(カネマツ)の専用機には敵いません
こだわりの強い職人さんや昔からサイディング屋だった所はマキタ製ですね
僕はカネマツの釘打ち機は持っていたのですが釘巻き機は持っていませんでした
釘巻き機を買おうと考えたときにMAXならたくさん持っていた釘打ち機が使えるってとこが
購入の決め手でした
実際の釘巻き風景
![](https://eitarokougyou.com/wp-content/uploads/2022/03/20220313_130815415_iOS-800x1067.jpg)
これが我が家の釘巻き機です
いつ買ったかも思い出せませんが20年以上前です
ちなみに2代目になります
釘を巻く前には釘巻き機のセッティングをします
普段は使わないので倉庫にしまってあります 3年ぶりに出してきました
![](https://eitarokougyou.com/wp-content/uploads/2022/03/20220309_114333361_iOS-800x600.jpg)
プラシートを130㎝位にカットします
長すぎると釘打ち機のマガジンの中に収まりません
![](https://eitarokougyou.com/wp-content/uploads/2022/03/20220309_114052844_iOS-800x1067.jpg)
巻く釘をバケツにバラして入れます
一袋ごと入れてると能率が悪いです
![](https://eitarokougyou.com/wp-content/uploads/2022/03/20220309_113124003_iOS-800x1067.jpg)
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娘達が手伝ってくれました
昔は釘打ちのサイディングが多かったので週に一度くらい家で釘巻いていましたね
子供達が群がってきて、嫁も巻き込んで家族総出で巻いてました
![](https://eitarokougyou.com/wp-content/uploads/2022/03/20220309_112609320_iOS-800x1067.jpg)
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たくさん巻けたのでこれで終わりです
一般的な住宅で20ロール位巻きます
所要時間は助手付きで1時間位です
手で巻いてたら倍以上の時間がかかります
最近はローコスト分譲住宅でしか14ミリのサイディング張らないので
釘巻き機見たことない人も結構いると思います
昔懐かしく見てくれた人も居るでしょうか?
今回はここまで!
皆さんご安全に!
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