今回は自閉症児の父親として経験したことや聞いたこと感じたことを綴っていきます
我が家の長男が知的障害のある自閉症児です 今年中学一年生になりました
最初に断っておきます 僕は子供の障害についてあまり勉強していないので
誤字、認識不足、いろいろ間違ったことも書くと思うのですが、そんなもんかと気楽に
読んでもらいたいです
医学的な知見や療育については専門家のかたのブログや書籍を参考にして下さい
喋らなかった
小学校入るまでは殆ど喋らなかったです
単語はいくつか出てましたが、会話は成立しませんでした
自閉症と診断されても幼児の頃は赤ちゃんの延長って思って特に気にしないようにしてたのですが
入学する頃には僕もこれはヤバいなって感じてました
このまま大人になったらどうやってこの子と暮らして行くんだろうって考えてました
そんなある日なんか喋ってたんです
どんな会話をしたかはもう覚えてませんが、とにかく彼とお話が出来たんです^^;
とんでもなく裏声の高い声で喋ってました
君ってこんな声してたんだねってお父さん君と喋れて嬉しいよって声をかけたのは覚えてます
嫁とは当時のことを時々話します
喋る前はどんな声してるのかなとか彼の言いたいことが分からないので簡単な手話を教えてみたり
いろいろやったことを思い出してます
今では普通にとは言いませんがちょっと変わった子位の感じです
最近では声変わりをしたので感慨深いです^^;
養護学校
地域の小学校の支援学級に入れるか養護学校に入れるか悩むお父さんお母さん大勢居ると思います
ウチでは悩むこと無く養護学校に入学しました
僕の幼少時代の経験なんですが学年に何人かいた知的障害児がいじめられてたのを覚えています
僕も変な生き物を見るような感覚で接していました
可哀想とかじゃなく何でこの子はここで一緒に居るんだろうって思ってました
勉強も出来ない運動も出来ないのに何しに学校来てるんだろうって思ってました
そんな経験から絶対に養護学校に入れたいと考えてました
比較的早い段階から療育センターや育成室に通っていて養護学校に入りたいというのも
相談していたのでスムーズに入れました
最近では生徒数が増えたため障害の程度も入学の基準になるようです
息子の頃にはそこまでの基準は無かったようです
ヘルプマーク
ヘルプマーク これが出てきたのは最近ですが、画期的でした お守り代わりにリュックに付けてます
自閉症児はじっとしてると障害の有無が分かりません
話しかけると上手にお話出来ない子が多いので普通じゃないのが分かるって感じです
中学生になって新しい友達が増えました 小学校まで普通級に通ってた子たちです
その子たちは障害が軽いので公園に集まってみんなで遊んだりするので
息子も公園に一人で行くことが多くなりました
送り出すときには心配ですが、ホントは小学生の時にこういう感情を持つんだろうと思うと
嬉しい気持ちもあります
最初の内は出かける前に
「必ず何か困ったことがあったら電話しなさい」 キッズ携帯を持たせてます
電話が出来ないときには
「僕は自閉症なので上手に話すことが出来ません 助けて下さい」って大人の人に助けを呼びなさい
と教えてました
ウチの息子身長172センチもあるんで、高校生ぐらいに見られることもありますが
中身は小学2年生ぐらいなんで、一人で出かけるときはちょっと不安です^^;
今日はこの辺でやめときます
このブログを見てくれた人の気持ちが少しでも楽になったら幸いです
これからも折を見て、息子の成長と僕の成長を綴っていきたいと思います
今回はここまで!
皆さんご安全に!
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